【恐怖】キャンピングカーで沈下橋は渡れるのか?【高知県】

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タイトルと写真見て心躍った方がいたらきっと仲間。どうも ねぶです。

前回の記事で7月に四国最南端を訪れた話をしましたが、もちろんそれで終わるはずもなく。

四万十川の周辺に来たら是非行ってみたかった沈下橋に行ってきました。

実際見るとどんな感じなのか、渡れたのか、おすすめなのか。
是非楽しんでいってください。

沈下橋とは

沈下橋とは「増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋」のこと。

一般的な感覚だと 沈んだらダメでしょ と思いますよね。
増水時には橋として機能しなくなりますが、低い位置に架橋されたり架橋長が短くできるので、安価な費用で短期間の内に作ることができるという利点があるそうです。

架橋技術が未熟だった時代は洪水でも壊れない橋を造ることが難しかったため、あえて増水時に沈む高さで橋を造って流木などが橋の上を流れていきやすいような形にしたとのこと。

四万十川の増水頻度が多かったため、逆転の発想で作られた橋なんですね。

沈下橋は高知県、大分県、徳島県、宮崎県 などに多いそうですが、私のイメージだと沈下橋=高知県でした。

なお、沈下橋については慣れているはずの地元住民でも転落事故が絶えないので、全国的に数は減っているそうです。

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今回私が初めて見た沈下橋の写真がこちら

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本気か?

アクセス

〒787-1106  高知県四万十市佐田2305-16


今回向かったのは四万十市の「今成橋(佐田沈下橋)」。
近くに駐車場有、トイレあり、観光遊覧船あり となかなか整備されていて旅行でも訪れやすい沈下橋です。

高知県が地元の友達がいたので迷わず選べましたが、実際に沈下橋に行くなら下調べしておきましょう。
四万十市観光協会のHPに観光向けの沈下橋がまとめられています。

安全が確保されている場所ではないので、万が一のことを考えた時に助けてもらえる可能性が高い(人が多い)所を選ぶのが無難。

記事書くために調べて知ったのですが、大型連休(GW・お盆期間)は車両通行規制をしている沈下橋もあるとのこと。
その時は車両を駐車場に停めて徒歩だけでしかいけないので、注意が必要ですね。

正気の沙汰ではない

は?

いやいや流石にこれは幅的にキャンピングカーで渡れるわけがない。

上の写真は今成橋(佐田沈下橋)に行く前に寄った別の沈下橋なんですが、沈下橋って橋によって幅が異なるんですね。
昔に建造された物なので作りもそれぞれらしく、こんなに違うと思いませんでした。

正直自転車でもちょっとバランス崩したら落下しそう。

沈下橋は基本的に「生活道」として使われるので、建造された当時は徒歩か自転車くらいしか想定されていなかったのかもしれません。


それでは今成橋(佐田沈下橋) キャンピングカーで渡ってみましょう!

うおー!

幅は車1台分、よりにもよって雨が降ってる=川が増水している。
万が一落ちたら救助が到着する前に○ぬかも

写真は全て友達の撮影です。
なぜなら私はキャンピングカーを真っ直ぐ走らせることに必死で余裕がないから。

人が橋を歩いていても一時避難場所すらありません。
渡る前に対岸から車両が来ないか確認しますが、万が一お見合いしてしまっても絶対バックしたくない。

まとめ

沈下橋渡った時のメンバーが私含めて無茶好きなバイク乗りなので、誰も怖がることなく盛り上がり正直面白かった!
初めての沈下橋でしたが、これはなかなかない経験ができたと思います。

しかし、キャンピングカーを持ってる人に沈下橋渡るのを勧めるかと言われると、勧めません。

理由としては万が一のことを考えた時にあまりにもリスクが高いから。
苦労して購入した車が一瞬でお釈迦になったら本当に責任持てません。

渡る人はあくまでも自己責任で行きましょう。

とか人には言いながら、可能であれば通行が少ない沈下橋にキャンピングカー停めて写真撮ったりしたかった気持ちもあったりして。

狂気の沙汰ほど面白い かもしれませんね。