突然ですがみなさん「風穴」ってご存知でしょうか?
何それ美味いの? って方は是非この場所に訪れてほしい!
きっと驚く自然体験が待っています。
ということで、今回紹介するのは島根県の「八雲風穴」です。
前回紹介した龍頭が滝と一緒に行った清涼スポットで場所も近いので、夏の観光地に困ったらチェック!
概要

八雲風穴は島根県出雲市にあり、夏は冷たい風が吹く天然のクーラーとして多くの人が訪れる場所です。
2025年には「夏に行きたい島根県の避暑観光地ランキング」で1位を獲得!
知る人ぞ知る避暑地スポットなんですね。
名称 | 八雲風穴 |
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入園料(1人) | ・中学生以上 200 円 ・小学生 100 円 ・小学生未満無料 |
開園期間(毎年夏季のみ) | 7月中旬〜8月末まで(公式HP確認推奨) |
開園時間 | 9:00 ~ 17:00 |
定休日 | 開園期間中は無休 |
入園料は激安で時間制限もなし!
毎年夏季になると風穴開きが行われ、期間限定で開放されます。
アクセス
〒693-0501 島根県出雲市佐田町朝原1671-1

駐車場は料金無料ですが、辿り着くまでに細い道を通らなければならないので注意!
風穴周辺に駐車でき、シーズン中は交通整理の人もいました。

徒歩で道を登っていくとすぐに歓迎の横断幕が。
写真にある火の玉に手足の生えたようなキャラクターは風太郎くんというらしく、なかなか奇抜なデザインで印象的。
左側の建物は売店で、軽食やお土産などがありました。

こちらが本命の風穴がある建物。
一見何かが封印されている様な感じを受けますが、百聞は一見にしかずということでお金を払っていざ入場。
内部の温度はなんと・・・!

扉をくぐった瞬間から 涼しいー!!
どころか ちょっと寒いー!
それもそのはず1Fの気温はなんと14℃。

建物内には階段があり、下に行くほどどんどん気温が下がります。

2Fの温度は9℃!
八雲風穴では年間通して温度が一定以下なので、天然の冷蔵庫として利用されてきたそうです。
現在も酒類等を貯蔵し、観光地以外としても活用されています。
なぜ冷たい風が出るのか?

出典:八雲風穴公式サイトより
八雲風穴の冷風が吹き出す原理・・・大昔この辺りがまだ海だった頃に、火山の噴火により流出した溶岩が堆積して山となり、その岩と岩との間を流れる空気の対流により風穴から冬季の冷えた外気が吸い込まれ、地下の岩石が著しく冷却され、春から夏にかけてその冷却された岩石により岩の隙間の空気が冷やされ、地表に流れ出すためと言われている。
・・・つまり不思議岩ってことだな?
上記の原理により、風穴内部は年間通じて温度の変化が少ないそうです。
この仕組みが電気や機械を使わずに保たれているってすごいの一言ですよね。
もっと色んな場所にあったら避暑地スポットが増えるのになー。
実は健康効果も期待できるスポット

意外と知られていませんが、八雲風穴内は健康効果があることが確認されています。
自然の冷気と共にラドンの濃度が高いことが検証されているのですが、ラドンの抗酸化作用により細胞を刺激し新陳代謝を促進するため、美肌効果が期待できるそうです。
癒やしの空間として最高な場所ですね。
まとめ

↑建物の裏にも冷気が出ている場所あり。野外なのに涼しいのはまさに自然の神秘!
八雲風穴の近くにはパワースポットとしても有名な須佐神社もあるので、来られた際は是非立ち寄ってください。
以上、天然クーラー八雲風穴の紹介でした。