東京キャンピングカーショー2024 レポート

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全国のキャンピングカー好きの皆さん待望の!
東京キャンピングカーショー2024に田舎から単身乗り込んできました!!

日本最大級のイベントに初参加し、2日間ゆっくり回ったのですが なんとも楽しかった!
さっそくレポートしていきます。

概要

公式サイト

史上最多の出展社数100社、出展台数220台以上のキャンピングカーが集結ということで、1台1台見て回るのも一苦労なほど広かったです。

  開催日時  2024/07/20(土)~2024/07/21(日)
開催時刻10:00~17:00
会 場東京ビッグサイト 東7・8ホール
東京都江東区有明3丁目11−1
駐車場あり(有料)
入場料【前売券】[大人]電子チケット:800円、[小人]電子チケット:500円
【当日券】[大人]電子チケット:1,000円・紙チケット:1,200円
     [小人]電子チケット:600円・紙チケット:800円
【ペットケア費】1頭500円、2頭以上1,000円

会場の様子

公共交通機関を乗り継いでなんとか東京ビッグサイトへ。
東京ビッグサイト自体は別のイベントで来たことあるのですが、7,8ホールが奥過ぎて建物入ってからめちゃ歩きます(道中の話は別記事で)。

10時半頃到着。既に人、人、人で大変賑わってました。
人気車種は試乗まで少し待つくらいで、思っていたよりスムーズに見て回ることができたのがよかったですね(家族に人気な車種ほど待ち時間が長い感じ)。

ペット同伴可能なイベントなので、ワンちゃん連れてる人がめちゃくちゃ多かったのが印象的でした。
私は動物苦手ではないので可愛いなーくらいで見てました笑

目立っていた車種

さて、これだけ多くの会社や車両が並んでいれば当然 とんでもないやつ が現れるもの。
買わなくても買えなくても、心躍る一台というのは楽しいものなのでさっそく見ていきましょう。

ぶっちぎり1位 VANTECH ASTRARE GX4

後部座席までは一般的な車のドアから入る

シェル部分の入り口は後ろ

入口正面。座席の上側がバンクベッドになっている。

入口左手。電子レンジ、洗面台、冷蔵庫等

入口右手。マルチルーム

マルチルーム内は最小限のスペース

トヨタ ハイラックスをベースにしたキャブコン。
VANTECHのアナウンサー?の女性が近くにいたこともありますが、とにかく注目されてました。
後から知ったのですが、ASTRARE GX4は内装外装共に東京キャンピングカーショー2024で初公開とのこと。

近未来的な外装に心奪われる人も多そうな一台ですね。こんなのが街中に走ってたら3度見くらいしそう。

さて、ここからは実物を見た個人的な感想です。
外装は正直文句なしに惹かれました。シェル部分の重厚感もよく、バンクベッドの上部に窓があるのも遊び心あって〇。
内装について、シェル部分に人を乗せたまま走行できる作りではなさそう(乗車定員が4人かつ、シェル部分の座席にシートベルトがなかったため)。
また、後部座席から直接シェル部分に行くことも難しそうなので、運転時と停車時に別々の空間を使用するタイプのキャンピングカーですね。

キャンピングカーとしての機能より走破性に重きを置いた車種なので、友達3人くらいと自由に遊びに行くには最高だなと感じました。

まるでクジラ Burstner Lyseo Gallery 689G ハーモニ-ライン

バスコンで巨大なポップアップルーフ付き

入口は左側後方

ポップアップルーフへは梯子ではなく階段で

キッチンスペース

運転席後ろはL字型のダイネット

広々としたトイレスペース

シャワールーム

ポップアップルーフ内。頭上の景色も楽しめる。

ドイツのBurstnerからの輸入車。ベースはFIAT DUCATO。分類はバスコン。
海外のキャンピングカーは規格外のものが多いですが、この車両はクジラの口みたいなポップアップルーフが目立ちすぎて試乗の行列ができてました笑

日本のメーカーには少ない独特な作りで、水も大量に積める様子。
海外の車両は生活ができるための装備に力が入っているように感じます(トイレやシャワーが付いているのが当たり前でスペースが広い部分など)。
海外はキャンピングカー(トレーラー)で生活するスタイルが古くから文化としてあるので、日本とは考え方も異なるのでしょう。

車両も面白いんですが、今回のイベントに展示車両をこの車1台だけ持ってきた「デルタリンクGIFU」さんの決断も面白いですね。
どういう背景や意図があったんでしょうか。少なくとも目立って名前を知ってもらうことに関しては大成功だったのでは。

みんな待ってる ジムニー 5ドア ポップアップルーフ

ロープされてて試乗できず

現時点では日本導入未定とのこと

今回のキャンピングカーショーで初披露

説明するまでもないかもしれませんが、ベースはSUZUKIのジムニーシエラ。
分類は・・・バンコン!?軽キャンパーじゃなくて?
と思って調べたらジムニーシエラは普通車なんですね。

このジムニーだけでしたね。ロープで囲われて近づけなかったのは。
世界中で人気な車種なので、まだ細かい部分は秘密なのかもしれません。

ホワイトハウスキャンパーは他にも様々な車をキャンピングカー仕様にしており、これらが日本で普及すれば車中泊ももっと当たり前なものになりそうです。楽しみですね!

個人的に気になった車種

ここからは完全に自分の独断と偏見です。
ではどうぞ!

ナッツRV クレソンジャーニー エボライト

今回展示されていたのはタイプW

はい!今まさに私が持っている車種ですね。カムロードベースのキャブコンです。シンプルが一番!
いやーやっぱり自分が買った車種がどんな評価されているかって気になるじゃないですか。

ということでナッツRVのブースにもお邪魔しました。
第7ホール入ってすぐの左側に大きくブース構えてるナッツRVさん、流石ですね!

クレソンの他にもクレア、ジープニー、リークなどキャンピングカー初心者でも取っつきやすい車種が多く、大変賑わっているようでした。
何人かスタッフさんともお話ができて楽しかったです。ありがとうございます。

デルタバンデザイン Darwin Q3

ハイエースベースなのでスマート

前部は5人掛け対面ダイネット

後部はシンプルな荷物置き場とベッドスペース

こちらはデルタバンデザインさんが出しているバンコン。ベースはハイエースのスーパーロング。

私がキャンピングカー購入を検討している初期に、購入候補だった車種です。
キャブコンを試乗してからはすっかり気持ちが移ってしまったんですが、スマートなバンコンが欲しい人は是非検討してほしいです。

キャブコンを買った後に改めて見ると、スーパーロングめちゃ長いですね。

RVランド DUKATO BASE

欧州で人気な車種

今回は参考出展で値段不明

キャンピングカーとしてもレイアウトをDIYでカスタマイズ可能

整備車、運搬メインの使用等も可能

RVランドさんからの出展。イタリアの自動車メーカーFIATから出ているデュカトがベース。
何にでも拡張できるバン作ったから、後はお好きにどうぞ!というコンセプトのようです。

近年キャンピングカーを自作する人も増えてきましたが、車の構造や断熱などに関しては分からない・・・。という人も多いでしょう。
この車なら自分だけのオリジナルバンを創れるということで、DIY好きな人は一見の価値あり。

ベースだけという今までなかったスタイル。これまたキャンピングカーの幅が広がりそうですね!

ケイワークス TRAIL WORKS 460 CARGO

日本ではあまり見ないトレーラータイプ

自走式ではないため値段は良心的

ケイワークスさんのキャンピングトレーラー、トレイルワークス460カーゴ。
自家用車で牽引する必要がありますが、不要な時は着脱できること、値段が比較的安いのが売りです。

今回気になったのはこちらがまさしく「動くガレージ」だったことです。
20代の時にバイクで全国巡った自分としては、いつかガレージがほしいという気持ちも少しあるので、こういう選択肢もあるんだなあと参考になりました。

まとめ

2日間いろんな車種をじっくり眺めることで、新たな発見工夫、自分が次に欲しい装備を知ることができました。

各社の取り組みを見る中で、キャンピングカー開発はどんどんレベルが上がっていることを実感できたのも自分にとってプラスでしたね。

これからキャンピングカー業界は間違いなくますます面白くなる。
そう思える旅になりました。