ディーゼル車に必要なアドブルー。
以前キャンピングカーの6ヶ月点検時(約9000km走行時点)にトヨタディーラーで補充してもらいましたが、ちょっと割高だなと感じました(詳細は下記記事参照)。
ちなみに私が所有しているクレソンジャーニーのアドブルーのタンク容量は約13Lで、500km走行につき約1L消費するそうです(キャンピングカーの説明書より引用)。
ネットだと一般的に1000kmにつき1L消費と書いてありますが、積載量により変動するそうなので重量物を背負っているキャンピングカーは消費が早いんですね。
ディーゼル車を乗るうえで避けて通れない経費なので、中身が同じならできるだけ安く買いたい!
今回またアドブルーを補充するタイミングになったので、安く購入できないか検討してみました。
どこで購入できるのか?
まずアドブルーってどこで買えるのか、ディーゼル車を所有したことがないと探さないので分からないですよね。
今回探したのは下記5箇所。
トヨタディーラー

前回補充した場所。アドブルー本体の値段より高い技術料を取られました。
6ヶ月点検で技術料を払ってるのに、別途技術料必要なのがちょっと納得いかないところではあります。
アドブルーのみの1Lあたり料金は2,200÷5=440円
はたしてこれが高いのか!安いのか!?
カー用品店

オートバックスやイエローハットなどを回るとポリタンクの形で置かれていました。
「不純物を極限まで除去した!」と謳っている商品もありましたが、今回は標準の商品で比べるために除外します。
1Lあたりの料金は2,398÷5≒480円
アドブルーのみの金額で見るとディーラーより割高ですが、自分で補充するため技術料などはかかりません。
1回は自分で補充してみたいですね。
ホームセンター

お店の名前だすと住んでる地域がばれる可能性があるので店名は伏せますが、私が住んでいる地域では売っていませんでした。
あなたが住んでいる地域では売っているかも?
カー用品店と金額が違うか確認してみてください。
ネット通販

現代はアドブルーももちろんネットで購入可能ということで、比較のため5L製品を検索。
各メーカーが出しているので種類はたくさんありますね。
5L箱の価格は約1,950円のため、1Lあたりの料金は1,950÷5=390円
ディーラー、カー用品店よりも安いという結果になりました。
ちなみに大容量だとさらに安くなり、20L箱だと約3,200円なので1Lあたりの料金は3,200÷20=160円
自分で入れる手間はありますが、一気に半値になりました!
ガソリンスタンド(トラックステーション)

トラックステーションってみなさんご存知でしょうか?
私もキャンピングカー買うまで知らなかったんですが、トラック用の駐車スペースがあり、給油・トイレ・休憩・ 仮眠・入浴・食事等ができる場所です。
全てのトラックステーションに上記施設が併設されているわけではありませんが、トラックステーションに併設されているガソリンスタンドではアドブルーの補充も行うことができます。
私が住んでいる田舎でも近くにあったため、電話で値段を確認。
163円/Lという回答でした。
トラックステーションではスタッフの方が補充してくれるため、自分で入れる手間はありません。
総合的に見てこれはかなりお得ですね!
比較と結論
購入場所 | 値段(円/L) | 補充の手間 | 備考 |
---|---|---|---|
トヨタディーラー | 440 | なし | 別途技術料必要 |
カー用品店(5Lポリ容器) | 480 | あり | |
ホームセンター | 不明 | あり | |
ネット通販(5L箱) | 390 | あり | 20L箱なら160円/L |
ガソリンスタンド (トラックステーション) | 163 | なし | 技術料不要 |
結論:トラックステーションを利用もしくはネット通販で20L箱を購入すると、アドブルーは格安で補充することができる。
うーむ。ディーラーは技術料分どころかアドブルー代も高かったんですね。なんてやつだ
アドブルーはまとめ買いすると1Lあたりの単価がかなり安くなることも分かりました。
アドブルーは保管できるのか

さて、アドブルーを購入した場合ですが、大容量ほど余ってしまいます。
このまま捨ててしまうのでは安くても意味がない。
そこで気になるのがアドブルーは長期保管できるのかということ。
結論から言うと保管できますが、以下の点に注意が必要です。
保管容器、場所
アドブルーは一部金属を腐食させる性質があるため、ポリ容器もしくはステンレス容器を使いましょう。
また、保管場所に適した環境については
①-10〜30℃の気温を保てる場所であること
②直射日光が当たらず、風通しの良い場所であること
③雨水等の不純物が混入しないこと
以上の条件に当てはまる場所で密封して保管しましょう。
使用期限
アドブルーは熱に弱く、外気温の変化によって性質が劣化し、それに伴い使用・保管できる期間も短くなるという特徴があります。
あくまで目安ですが、下記表を保管の参考にしてください。
外気温 | 使用期限の目安 |
---|---|
10℃以下 | 約3年 |
20℃以下 | 約2年 |
30℃以下 | 約1年 |
家で保管する際、年中同じ温度を保つというのは難しいことから、アドブルーは購入後早く使うことが望ましいことは頭に入れておきましょう。
実際にトラックステーションで補充してもらった

こちらがトラックステーションに設置されているアドブルーを保管するタンクです。
ここからホースが伸びており、ガソリン等と同じようにアドブルーの補充ができます。

補充する際はスタッフの人に依頼するだけでOK!
迅速に注いでくれます。早すぎて補充の様子を写真に収められなかったくらいです。
まとめ
ということであまりにも金額が違ったので、私としてはこれからトラックステーションを利用するかネットで20L箱を購入します。
ネットの購入の仕方次第ではポイントがついて最安になるのかな?
アドブルーを購入して余った際は適切な保管場所で管理し、なるべく早く使い切るようにしましょう!
なにはともあれ今回は実用性のあるよい検証ができて満足です。
みなさんも参考にして安くアドブルーを補充してみてください!