運転中にキャンピングカーのハンドルが落ちてきた【確認必須】

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ある日の運転中

ねぶ
ねぶ

フフンフ〜ン🎵

ブロロロロロ ガン!

ねぶ
ねぶ

え!?ハンドルが!?
どこか停めないと。


キャンピングカーに限らず、運転中にハンドルが落ちてきた経験ありますか?

私は以前乗っていた普通車で全く起きたことがなかったので、初の出来事でめちゃくちゃ焦りました。

落ちるってどういうこと?と思う人も、今後自分の運転中に起きないようぜひ確認してください。

下手すると事故に繋がる可能性があります。

ハンドルが落ちるとはどういうことか

ハンドルが落ちるというのはリング状の部分が取れるというわけではありません。

ハンドルを支えている部分が根本から降りてきたということです。

↑こちらは私がカムロードベースのキャンピングカーを運転する際の通常のハンドル位置。

後述する方法で運転者に合うように調整することができます。

↑最大まで上にあげた状態。一般的には運転しにくい

↑最低まで下にさげた状態

↑ハンドル位置が最低の状態で運転席に乗った場合

一見問題ないように見えるかもしれません。
しかしこの状態、太ももにハンドルが当たっていて思うようにハンドルを切ることができません。

ハンドルがいきなり落ちてくるといきなりそんな状態で運転を強いられます。

急カーブだったら?高速道路だったら?バック中だったら?
非常に危ないですよね。

ダイナ(カムロード)のハンドル位置を調整するには

次にハンドル位置の調整方法を確認しましょう。

納車時に設定したまま、やり方忘れている人多いんじゃないでしょうか。

私も納車後に全く触っていなかったので、有事の際にどうすれば固定できるのか分かりませんでした。

出典:トヨタ ダイナ取扱説明書より

ハンドルの下部に黒いレバーがあります(赤丸で囲ったところ)。
ハンドルが固定されている時は奥にしまわれていますが、このレバーを上にあげます。

注意点

①レバーを上にあげるとロックが外れ、いきなりハンドルが下に落ちてきます。
必ずハンドルを支えながらレバーを上にあげましょう。

②レバーを上にあげるにはそれなりに力が必要です。
運転席に座りながらだと姿勢が悪く力を入れづらい場合もあります。

↑ロックを外すとこのようになります。

この状態になるとハンドルを上下前後に調整可能になります。

ハンドルの適切な位置を確認したら、ハンドルを手で固定しレバーを下にさげてハンドルをロックしましょう。

適切な位置とはハンドルを両手で握ってひじがわずかに曲がるくらい

※全体的に一人ではやりにくい作業なので、手伝ってくれる人がいると任意の位置で固定しやすいです。

ハンドルが突然落ちてきた原因と対策

さて、ハンドル位置の調整方法が分かったところで「何故いきなりハンドルが落ちてきたのか、落ちないようにどうすればよいのか」を考えてみましょう。

原因としては2つ

①最初にハンドル位置調整をした際、レバーの固定がしっかりできていなかった。
納車時に調整した際、レバーを奥までしっかりと下げていなかったかもしれません。
普段から触る場所でもなく、確認もしていませんでした。

②レバーの固定ができていない状態で走行し、段差などで衝撃を受けた。
①のレバーが不安定な状態で振動が重なり、結果としてハンドルの固定が外れてしまったのかもしれません。


対策としてはとにかくレバーの固定(下に下げておくこと)をしっかりしてすること。
これができていれば多少車に振動があってもレバーが上にあがることはありません。

そして有事に備えてどうすればハンドルが固定できるかは知っておきましょう。

いきなりハンドルが落ちてくると本当に恐怖しかないです。

まとめ

↑適切なハンドル位置の例

ハンドルは運転する人に適した位置に調整し、レバーは必ず奥までしっかり下げましょう

今回はカムロードベースのキャンピングカーで説明しましたが、あなたが持っている車では機構が違うかもしれません。

最新の車なら電動で制御するのでハンドルが落ちてくる心配自体がないかもしれませんが、事故に繋がる前に今一度確認しましょう!